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子どもよりペットのほうがほしいの?

世の中

子どもより犬猫を飼う人が増えています。飼うという言い方は不適切ですが子どもの代わりに犬猫という選択をしている人は確実に増えていると思います。

子どもより圧倒的に手間がかからないのが猫。放っておけば散歩もいりません。もう少し世話している感じがほしいなら犬。散歩すれば自分も健康になれます。

しかしこれでいいのでしょうか?犬猫の寿命はせいぜい十数年。自分より確実に先に死にます。そうなるとまた新しい犬猫を買えばいいじゃない?となるのでしょうか。

私は死ぬときになにか残して死んでいきたいと思っています。そのときに自分の子供というのは未来を感じることができて非常によいと思います。死ぬときは孫かもしれません。それでもいいです。この子が死んだあともなにかしていくんだなと思うだけで生きていた意味を感じることができるのではないかと思います。

というのは皆思っているようで、出産に対する意欲はみなあります。しかし経済状況がそれを許さないのです

2024年出生数「遂に40代前半が20代前半を逆転した」晩産化などではない深刻な状況 

2024年の出生数が人口動態統計(概数値)で68万6061人となり、1899年(明治32年)以降で過去最少を記録したことは既に報じられているが、年齢別出生数において、20代前半(20-24歳)より40代前半(40-44歳)の出生数の方が上回ったという事実がSNSなどで話題となった。具体的には、20-24歳出生数4万2754人に対し、40-44歳が4万3463人で、40代前半の出生数が20代前半のそれを逆転したのも初めてである。まず、40-44歳出生が劇的に増えたわけではない。出生率でみると、20-24歳0.0764に対し、40-49歳0.0021であり、20代前半の方が実は出生率は高い。

それは、そもそも人口が違うからである。2024年総務省「人口推計」による日本人女性人口では、20-24歳277万人、40-44歳362万人。40代前半が生まれたのは1980年代、当時は年間の出生数がまだ150万人以上だったのだから当然である。

とはいえ、20-24歳での出生数が激減しているのも事実で、特に深刻なのは20-24歳での第一子出生が減っていることである。2021年からの3年間で24%減。これは即ち当該年齢の婚姻減少と連動する。

つまり、40-44歳の出生が増えたというより、20-24歳の婚姻と出生(特に第一子)が激減したがゆえの逆転現象なのだ。

出生率世界最下位は韓国だが、同国の少子化は20代の出生がほぼ壊滅的であることによる。逆に言えば、出生率1.5を超える国とそうでない国との差はほぼ全て20代出生率の差である。

40代でも産みたい人は多いのです。20歳人口が以前とは違うという議論もありますが、少なくとも婚期が遅くなってしまっていることが原因の一つでしょう。当たり前ですが高齢になると妊娠出産が難しくなります。早めに産める世の中にするのが重要でしょう。そのためにはいくら無駄と言われようとも経済的支援は重要です。

東京都中央区は0歳の保育料も無料になりました。

これは月7万円とか払っている人からすればかなりの援助です。東京都はお金があるのでこういう政策をできます。それでさらに東京に人が集中し、不動産価格もあがってしまうのでしょうか・・・

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