

白内障手術は保険診療でももちろん可能です。その場合は手術代だけで17万円。大体1割か2割負担の人が多いので自己負担としては5万円もしないということです。
ですがこれを自費でやるところが出てきました。
自由診療だと44万円です。病院に入る料金としてはおよそ2倍ですが患者さんの支払いは10倍近くになります。
現在病院経営はかなり窮地に立たされています。電気代や材料費などのコストはうなぎのぼりの中、診療報酬は変わりません。利益がどんどん圧迫されています。
そもそも保険診療は国民全員が安く医療を受けられれるようにするのが目的の制度です。保険診療がなくなると間違いなく医療の値段は高くなります。今まで医療機関は保険診療で比較的十分な収入を得てきたからこそ自費診療が浸透する余地はありませんでしたが、今は皆生き残りをかけて必死です。
そしてこのような保険でできることをあえて付加価値をつけて?自費でするところがでてきたんですね。
整形外科ではばね指の手術に5万円で自費診療を行っているところもあります。
みな社会保険料の増加に苦しんでおり医療へのヘイトが高まっています。しかし社会保険料を減らして医療機関の売上を減らすとこのように自費診療ばかりになっていいかわからない医療が高額で供給されるようになるでしょう。
そもそも医療費が増えているのは高齢者が増えたからではありません。医者が増えたからです。医者が増えて今まで通りの収入を確保しようとするとたくさん検査や治療をするしかないのです
医療費削減には医者を減らすのが一番です。医学部定員増加ももう終わりました。早く定員削減をしないといけませんね。



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