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なんで外傷精査目的のCTでがんをみつけないといけないの?

医療

【速報】「外傷診断目的で受診・70代女性患者のCT撮影した際に放射線科医が『がん』見落とす 女性患者はがんが進行して死亡」神戸市立医療センター西市民病院で医療事故

神戸市立医療センター西市民病院は、「外傷診断目的で受診した70代女性患者のCT画像を撮影したものの、放射線科医が『がん』を見落とし、がんが進行して女性患者が死亡する医療事故があったと発表しました。病院の発表によると、神戸市内に住む70代の女性患者はおととし5月、整形外科を受診し、外傷を診断する目的でCT画像を撮影しました。 その際、頚椎の骨折があったため、ほかの病院で手術を受けました。 その後、女性患者は去年10月になって、胸水が大量に確認される症状で他の病院から紹介を受けて、再び西市民病院を受診し、肺腺がんと診断されました。 この診断の際に、おととしの外傷の診断を目的としたCT画像の同じ部位と思われるところに腫瘤の影が見つかり、放射線科医による見落としが発覚したということです。

なぜ外傷の精査目的の検査でがんをみつけたら報告しないといけないのでしょうか?そりゃ見つけてくれたら嬉しいですがこれは言ってみれば「ウォーリーを探せ」をやってくださいと言われて(外傷による骨折ががないか調べろといわれ)その後に実はマリオがいたのですが気づきましたか?(がんがあったけど気づいた?)と言われているようなものです。

そもそもそれを探す検査ではないのになぜ主治医だけではなく放射線科医も巻き込んでみつけないといけないのでしょうか。保険診療はそこまでカバーすべきなのでしょうか?

また例え話ですが、家の外壁塗装に来た業者が外壁を塗装して、無事に仕事を終えたとして1ヶ月後に家が傾いていることが発覚したとします。これで外壁塗装業者に「作業したんだから気づいてたはずですよね?なんで言わなかったんですか?」とか言うようなものです。

車の整備工場に傷の修理で車を持ち込んで修理後すぐにエンジントラブルが起きたとします。整備工場に「傷の修理してたんだからエンジンの調子がおかしいことに気づけたはずだ」とか言いますかね?

全部おかしいと思います。でもこれがまかり通るのが医療の世界。だれがこんなことにしたのかわかりませんがなぜかこういうルールになっています。

そして今回は主治医がレポートを見逃したのではなく放射線科医が責められています。いままでになかったパターンです。がんの見逃しと言われるものの中には今ここにあるからという視点で過去の画像を見直すとこれは怪しかったなぁ・・・と思える病変は結構あると聞きます。他の記事では今回はすでに数センチ程度ある病変を見逃しているとのことで明らかに見逃しですが、放射線科医が責任をとるのであれば今までとは違う流れです。

今回は訴訟にはなっておらず和解?のようですが、訴訟になっていたら怖いですね。。。

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