うーんよくわからない。

 

訳のわからないことを言われました。

医療従事者の賃金を上げると他の産業の賃金もあがるそうです。

 

例えば「穴をほって、その後埋める」という仕事に年収3000万円という価値が国から与えられたら、その国は他の職種の給料も上がり経済が回るのでしょうか?

 

ありえないです。他の職種から税金をたんまり引いてその分が穴を掘る人に当てられるだけです。そしてこの場合は穴を掘るためのスコップ(おそらく外国産)が売れて儲かり国内の経済は発展しません。

 

現に日本はここ30年で医療費を増やし続けた結果、他の職種の平均年収は全く上がらず諸外国との差がどんどんついています。

 

・本質的に医療(とくに高齢者医療)は何も産まないこと

・海外との差を考えないといけないこと

 

この2つの視点が抜けているように見えます。

道路を作ったり橋をかけたりすることは将来のメリットになりますが高齢者を延命しても本当になにもなりません。

本来IT技術などに投資されるべきであったお金が高齢者に注ぎ込まれた結果が今の日本です。

 

「医療支出は増やしながらも減税する」ことを相手は言っていますがこれも意図がわかりません。そのお金があるなら医療以外に投入するべきです。医療(特に高齢者医療)は本質的には無価値だからです。

医療に投入するならそれによって発展した成果を海外にアピールし外貨を稼ぐべきです。

すべてできていないから日本がこうなっています。

日本が発展していくためには無制限の高齢者医療を制限することは不可欠です。

むしろそのために医者の給料は安く抑えられている(=なる人を減らそうとしている)可能性すら考えます。

医者の給料を増やして担い手を増やすとさらに高齢化が進行するだけですからね