高所得者に厳しい国

世の中

若者に厳しい国として記事を上げていましたが、高齢者でも高所得者は狙い撃ちです。同じサービスを受けるのに、所得税として高く取られ、保険料も割り増し、そして医療機関での自己負担も他の人よりは高くなります。

どう考えても手取りでは逆転現象が起こっているはずです。

頑張れば頑張るほどむしり取られます。取る部分での傾斜、累進課税はあってもよいかと思いますが、給付の段階で差をつけるのは本当に意味がわかりません。しかも受けれるサービスは同じで、高く払ったからといってなにもいいものはもらえないのです。

子育て世代の所得制限はもっとひどい。1000万円の一人稼ぎ3人子供がいる世帯は全く支援がなく、800万円共働き子供1人世帯が支援を受けられるという現状。源泉徴収で差をつけているんだから給付は同じにしろというのが私の持論です。

結局この国では稼いでも稼いでも徴収される税金は増え、他の人と同じサービスをより高い料金で受けなければいけません。若くして稼げるようになっても、高齢になって稼げても同じでずっと続きます。その結果逆転現象が起きるわけです。最たるものは生活保護です。何も収めずに給付は最大限で上限がありません。事情があるなら仕方ありませんが、そうでない人を病院ではたくさん見ます。逆転現象ですね。