初期研修医必見!カンファレンスを乗り切る5つの方法

医療

研修医が毎週1日だけドキドキする日、それがカンファレンスの日。

毎月毎月科が変わってそれだけでもタイヘンなのに毎月違うカンファレンスにでることになるのです。

そんなカンファレンスを乗り切るための5つの方法を紹介します。

名前と性別年齢は絶対に言う。

これはどの科に言っても共通です。唯一、産婦人科は女性と決まっていますので言わなくても良かったです。

主訴を言う。

全く患者のことを知らない上司にプレゼンするのに何か一つ芯となるものが必要です。

例えばイレウスの患者さんであれば主訴が嘔吐であったか腹痛であったか。どちらにしてもいいのですが腹痛の人だな・・・・と思ってプレゼンを聞くのとなにもないまま現病歴から言われるのとでは印象がことなります。

経過を言う。 過去現在未来の形で。

「3日前からの腹痛で当院を受診されました。バイタルサインは〜〜〜でCTでは上行結腸に多発憩室を認め〜〜〜血液検査では〜〜入院となりました。

入院後はセフメタゾール点滴と絶食で〜〜〜現在落ち着いています。

明日大腸内視鏡検査の予定です。」

とプレゼンするといいのですが

抽象的に言いますと、

・受診時のバイタルサイン、検査結果を言う→なぜ入院となったか示す。

・入院後の治療、経過を説明する→現在どうなっているかを示す。

・これからの計画を言う→カンファレンスとはそもそも治療の方向が正しいか確認するための会なのでこれが一番大事。

というふうに過去現在未来の3つを言うようにしましょう。

既往歴は関連あるもののみ言う

例えばイレウスで入院している患者さんが糖尿病だったとします。絶食なので血糖コントロールは普段と違うはずなので糖尿病の管理もしていることも言わなければなりません。

しかし右大腿骨頚部骨折で〜〜〜というのは関係ありません。これはスルーしましょう。

適度に内容はカットする。

カンファレンスなんてみんな早く終わって欲しいと思っています。

律儀に全部言うのが研修医の仕事だ!という人もいますが簡潔に言うのも勉強のうちです。

一人あたり何分でプレゼンするべきなのか、科によっても異なりますのでまわりの人に聞いておきましょう。