病状説明を誰にすればいいのか

娘への手術、面会禁止された父親の同意なしは違法 大津地裁判決

娘への手術、面会禁止された父親の同意なしは違法 大津地裁判決 | 毎日新聞
家裁に面会を禁止された3歳の娘が手術を受ける際に説明や同意がなかったとして、父親が滋賀医科大を相手取り、慰謝料190万円の支払いを求めた裁判で、大津地裁(瀬戸茂峰裁判官)は16日、手術前に父親への説明...

こんなので賠償になったら一体どこまでに説明すれば納得してもらえるのでしょう。

カリフォルニアから来た娘症候群(The Daughter from California syndrome)

The Daughter from Chicago Syndrome(シカゴから来た娘症候群)というのもあるようです。

【第47回 カリフォルニアから来た娘?】こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えます|プライマリケアと救急を中心とした総合誌:レジデントノートホームページへようこそ
The Daughter from California Syndromeという概念があります.皆さんはこの疾患名を聞いて,どのような疾患を想像しますか?

これに代表されるように、意思決定を自分でできないヒトはだれかにやってもらうしかありません。

誰か一人で合意すれば医療機関としてはもうそれでOKということで治療をすすめていきます。

その過程で違う親族がでてきて方針がひっくり返ってしまったら、こっちの苦労は水の泡です。

たしかにこういう意見もあります。

意思を自分で表明できない人の治療は本当に大変です。小児科はまだ親がいるだけマシです。(今回の例は別として)。高齢者は色んな人が利害関係となっており、事態はさらに複雑・・・頼むから治療の邪魔をしないでほしいです。