言葉遣いの差

医療

この2つのツイート、どちらも思い当たるところがあります。

悪魔の証明のような命題は医学の世界にはたくさんあります。絶対にないとは言い切れない、証明できなからこそ可能性は否定できないと表現するわけですが、これが伝わりません。

「ワクチン接種によって死亡した」と言われたとして、それを否定するためには膨大な研究が必要となります。でも絶対にないとは言い切れないので、因果関係は否定できない、という表現になるわけです。

同じく「とされている」も引っかかる人には引っかかるようです。

だれかが勝手に言いだしたことで、とくに確実なものではないというニュアンスに捉えられがちですが、実は逆でかなり確度が高い情報から推測される物事というのが正しいわけです。

こういうことだと思います。

どうしても一般の方とは理解がずれることがありますが、気づいていなければ改善もできません。うまく伝わるように説明しないとだめですね。