病棟の配膳車、自分の車より高かった。

医療

普通に売っていることにびっくりしました。なんと300万円です。楽天ポイントも付きます。

ですが元の値段は600万円もするようです。

医療用のものって明らかに舐められた値段をつけられていますよね。定価なんてあってないようなもの。値切ったら半額どころか2割の値段になったなんて話も聞きます。

食い物にされているのは公立病院。彼らは財布なんて概念があってないようなものですから言い値でものを買ってしまいます。そのおかげで赤字が膨らみ、働いている人たちにまともに給料もだせなくなっています。その分は機械メーカーや業者に渡るからいいじゃない?とか言う人いますが、これが国内製品ならまだしも海外製品を買うのに税金を大量に使っているならばもうそれは円安方向に向かう圧力にしかなりません。現にいま原油高などで全員が円安の影響をうけています。

ツイッターでも漫画家が高齢者にはもっと医療費を拠出すべき!なんて漫画をあげていましたがおかしな理論ですね。

私は医療費亡国論を真面目に信じています。今の日本は公的保険によって医療費が本来よりも安くすんでいると考えます。それでも塵も積もれば山となるで医療費自体が膨大になってきて、保険制度が崩壊寸前まできていると。もし国民皆保険制度がなくなれば医療費は数倍に値上がりするでしょう。アメリカのような形になり貧しい人は死にます。でもアメリカはそれで社会がうまく回っていて経済も良い。新しい技術革新のスピードも早いです。

結局どちらがいいかは誰にもわからない問題です。日本のように低成長を許容しみなが生きやすい社会がいいのか(それももはや破綻しそうですが)、アメリカのように国として経済の状態はよいが一部の人間だけが生き残り、貧しい人が死んでいくのがよいのか。日本がそのように変わったとしてもまだまだ100年はかかると思うので生きているうちにはないでしょう。

この状況の中でどう生きるのがいいのか考えるのは自分です。自分で考えて生きていこう。