いまや社会保険料の圧縮は日本中の話題となってきました。流石に現役世代の負担が大きすぎます。それで削るのは医師の給料だーとかいろいろ言っていますが、また薬価にもメスをいれるみたいです。ですが今回の改定はまだ良さげな改定です。
今の日本の制度として、新薬は10年立つと後発品がでてそれまでも薬価としてはどんどん下げられていきます。製薬会社が値段をきめれるわけではないんですよね。そしてジェネリックも原価ギリギリまで値段を下げられ不正の温床に。いまやすべての医薬品の供給がまともにいっていません。医師になってこんなのは経験したことがないくらいに。
話がそれました。目的は社会保険料をさげたいということです。それには自己負担の増加しかないんですよね。いまは1割負担の高齢者でも生活保護でも先発医薬品かジェネリックかを選べる状況です。生活保護なんてただですから先発品を選ぶに決まってるんですよね。
これに今度はメスが入ります。先発品の薬価は変わらずに、患者負担が増えると。でもこれ高齢者が1割負担なのがかわらないままだとあんまり意味ないと思うんですよね・・・だってリウマチで高額な薬を使っている人でも1割負担で3000円とかです。それが増えて5000円になったとして、たしかに高いですがそれでジェネリックにしますという人はあまりいないと思うんですよね。この制度を整備するのに見合わないコスト削減だと思います。そしてどうせ生活保護はタダです。
私思うんですが、生活保護の人の中には病気で働けない人もいるのは理解できます。その病気に関しては医療費タダでもいいと思います。ですがその後に発症した病気に関しても医療費タダなのは納得できません。1割でも負担するべきです。後期高齢者は全員3割負担が妥当でしょう。
まぁでもそんなこと政治家にはできません。この国は高齢者をヨイショして沈んでいく運命です。わかり切っていることなのでそれに備えて生きていくしかないですね。
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