〇〇限定医師免許

医療

こういうのが今後どんどん増えていくんですかね・・・専門医機構の締め付けはこれの前触れだと感じています。

専門医じゃないと使えない薬が増えて、でも専門医の取得条件はかなり厳しくなっているので使える病院が減る・・・そして薬は正しく使用される。というのが上の人達が描いているストーリーでしょうか。

でもそんなことしたらみんな普通に自費診療に流れると思います。こういうことが承認される病院というのはシステムが最新化されていない旧態依然とした病院です。受付して会計して帰るまで3時間。でも診察は5分なんて当たり前みたいなところです。それなら自由診療でちゃんとしているところはしっかり予約システムが機能して会計はあとからクレジットで精算というようなところもあるのでそこで処方してもらうことを検討する人が出てくるでしょう。

制度で縛っても必ずそれをくぐり抜ける人がでてくるのです。その結果、テキトーな医療で被害を受けるのは患者側・・・・

100歩譲って高度な医療に認定制度をつくって下手な医療を制限するのはいいと思うんですが、それならそれを利用できる側にも制限をかけるべきです。いまは生活保護だろうとなんだろうと100%正しい医療を受けようと思えば受けれます。医療の範囲を狭めても患者は減らないので少なくなった医療機関に殺到するだけだとおもうんですよね。(まぁそれが狙いかもしれませんが)

今後10年でこういう制限がつく薬剤が増えて、それを使える医者は高給取りになるかというとそうでもない、という状況になるんじゃないかなと思っています。

認知症のレカネマブもそういう扱いになりそうな気がします。

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