働いたら負け

世の中

現代日本を象徴するような家族です。何も悪いことはしていませんが、格安の公営住宅に住むことができて、ランドセルで6万円の補助を受けたり帝国ホテルのギフトをもらえたりするのは低所得だからにほかなりません。普通に働いていれば住めるはずのないところに住めてしまうのです。

これは多様性とかを重んじるならまだわからなくもないです。このまま東京の住宅価格が上がり続ければ中心部がとんでもない価格になってしまい、まともに普通の仕事をしているひとが住めなくなります。でも最近の問題はスーパーの様子。

普通の値段で食品を売っても土地代すら払えないくらいに高騰してきてるんですね。ネットスーパーを使うのが当たり前になってしまったような地域もあるようです。

私としては公営住宅は必要だと思います。でもそれに住むことができるのは公務員とか電気ガス水道などの公共性の高い会社に働いているひとに限定するべきだと思います。だって港区の公務員が港区に住めないのはちょっと変だと思うんですよね。これは特権として認めるべきです。でも最初のような家族はただ抽選に当たっただけであり、あまりそこにすまなければいけない理由がないですよね。

子育て支援もよくわからない方向にどんどん進んでその財源は高所得サラリーマンからむしり取られます。働いたら負けを体現するこの国に未来はあるのでしょうか。