占いより規模が小さい美容医療

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美容医療市場に関する調査を実施(2022年) | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所
プレスリリース 美容医療市場に関する調査を実施(2022年)

美容医療ってバブリーな業界だと思っていましたが意外と規模はまだ小さいですよね。それでも10年前と比べて2800億→4000億円と増えてはいます。いまは頭打ち状態のようです。

一回やって数百万みたいな美容医療よりも占い業界の方が動いているお金は大きい。需要と供給という目線でみても美容は需要大で供給小、占いは需要?で供給は大なような気がするのですが、圧倒的に占いの需要が多いということでしょうか。

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美容医療は薄利多売に傾きすぎな気がします。まぁ脱毛なんてブランドも仕上がりも差はないので価格で勝負するしかないのでそりゃそうです。有名医師が外科手術を執刀してもせいぜい1回数百万。場合によっては数千万円というオーダーで、なんども同じ人が受けれる額ではありません。需要が増えない限りこれからこの業界の成長はないですが、脱毛だけ取ってみてもまだ需要は拡大しそうな気はします。値下げ競争がどこまでいくかですね。

占い業界は暴利多売と言ってもいい状況ではないでしょうか。結果責任を負うこともないですしエンタメとして提供する分には最高の商売ですね。勝手にブランド化して高値で多くの人に売れてしまいます。一人あたりは美容外科より少ないですが圧倒的に対象者が多いんですかね。うらやましい。

一方保険診療は安売りし過ぎです。本来10倍以上値段がするものを薄利多売してなんとかやっていってるのが現状。そりゃみんな辞めていきますよね。