開業医絶滅?!特定疾患療養管理料が消滅

医療
【速報】特定疾患療養管理料、糖尿病・脂質異常症・高血圧を「除外」 | MEDIFAX web(メディファクス ウェブ) - 医療の総合情報サイト
厚生労働省は26日の中医協総会に示す個別改定項目(いわゆる短冊)で、特定疾患療養管理料について、対象疾患から糖尿病、脂質異常症、高血圧を除外する方針を示した。  処方料・処方箋料の特定疾患処方…

【速報】特定疾患療養管理料、糖尿病・脂質異常症・高血圧を「除外」

まぁこれは妥当でしょう。大病院より設備面で圧倒的に劣る開業医で患者さんをみるだけで加算があったわけです。しかも一人あたり2250円も。

B000 特定疾患療養管理料| 今日の臨床サポート - 最新のエビデンスに基づいた二次文献データベース.疾患・症状情報
B000 特定疾患療養管理料 1 診療所の場合 225点 2 許可病床数が100床未満の病院の場合 147点 3 許可病床数が100床以上200床未満の病院の場合 87点 注 1 別に厚生労働大臣が定...
【速報】生活習慣病管理料、外来管理加算と併算定「不可」に | MEDIFAX web(メディファクス ウェブ) - 医療の総合情報サイト
2024年度診療報酬改定に向け、厚生労働省は26日の中医協総会で、個別改定項目(いわゆる短冊)を示す。生活習慣病管理料には、外来管理加算の費用も含まれるとの整理になり、併算定はできなくなる見通しとな…

【速報】生活習慣病管理料、外来管理加算と併算定「不可」に

これも妥当です。

今日の臨床サポートより

こちらも200床以上の病院では算定できないという意味不明な制度です。

往診に関してもファストドクターのような単発往診は改悪になるようです。

当然ですよね。今までが異常でした。勤務医より低レベルのことしかできない開業医を優遇しすぎです。たしかにアクセスしやすい場所に小さいクリニックがあるのは患者からすれば便利ですがそのような医師が多額の報酬を得る仕組みはよくないとおもいます。現に制度の穴をついた開業が跡を絶ちません。

国の方針として、医療費を下げる方向に向かうのは間違いなく、その矢先にたったのがこの特定疾患療養管理料なんですかね。これからも変更されていますが当たり前のことが当たり前になるだけです。

例えばリフィル処方箋。開業医はなぜか安定していても1ヶ月しか処方しない。下手すると2週しか処方しないところがあります。かといって毎回会って話して処方するわけでもなく受付で処方箋を渡されるだけのところも多いです。一方で大病院は3ヶ月処方。開業医が儲けるためのしくみを破壊するのがリフィル処方箋であり、どんどん普及させていくでしょう。

開業は建築費の上昇もありオワコンに近づきつつあるでしょう。今がラストチャンスです。