みんなが病院、医者に関して勘違いしてること

①薬を多く出しても儲からない

医者が儲けるために薬漬けにしてくる。みんなそういいますが違います。新しくて高い薬を出しても医者も儲かりませんし病院が儲かるわけでもありません。儲かるのは製薬会社だけ。強いて言えば製薬会社からありがとうという名目で金品を受け取る先生もいますが、犯罪です。じゃなんで薬ばかり出すのか?大抵の場合、食生活を改めろといっても何も変えず、なんとかできんのかという無茶苦茶な患者さんだらけだからです。そういう人は薬漬けにせざるを得ません。大抵の生活習慣病は自分の努力で治りますから薬に頼らず頑張るべきなのです。

 

②検査をしても儲からない

大病院に限った話ですが、検査をしても医者に報酬が入るわけではありません。

ではなぜ検査するのか。それは訴訟が怖いからです。「〇〇ではない」というのを診察だけで見抜くのは不可能なのです。それで「検査してないから怠慢だ」と訴えられて訴訟で負ける訳ですから検査漬けになってしまいます。 

ついでに、入院中はDPCというシステムを取っている病院がおおいです。これは各疾患ごとに入院費を国が決めてしまうという仕組みです。どれだけ治療しても検査しても病院には同じ料金しか払わなくて良いという仕組みです。入院中にたくさん検査をしてくれたら感謝するべきなのです。 

 

③病院は24時間営業ではない

昼間は仕事だから夜間救急に行こうというあなた、検査は十分にできませんしクスリも1日分しか処方できません。昼間と夜間の体制は全然違うのです。    

救急外来はあと一晩放置したら死ぬ人、重篤な状態になる人を対象に診療しているので風邪の人は優先順位でいうと最下位になってしまいます。

 

④なぜ入院させてくれないのか

高齢者の親を持つ人は「肺炎なのにどうして入院させてくれないんだ。なにかあったら責任取れるのか」といいます。これは入院することによるデメリットが多いからです。

認知症は進行しますし歩く能力も落ちますし他の感染症になったりとデメリットがおおいと判断した場合は内服の薬でがんばってもらうこともあります。

 

⑤なぜ予約なのに待たされるのか

予約してもその時間に帰ってくれる人なんてごく少数です。詳しく話を聞きたいという人が1人でもいればすべて後に影響します。

科にもよりますが内科だと1時間に6人くらいの予約をいれます。(初診じゃなければ)

一人あたり10分なわけですが足腰の弱いお年寄りはヨイショヨイショと診察室に入ってくるだけで1分消費、話が長く耳も遠いので何度も同じことを繰り返し説明。やっと説明できたと思ったら最初の内容を忘れてるなんてザラです。これで15分かかったとして、次の人は遅れます。遅れを挽回しようとして早くすれば「待たされたのに早く済まされようとされた!」と怒りますしまたある人は「待たされたんだからその分多く診察してよ!」という人もいます。

 

⑥なぜ診察してくれる医師を指名できないのか 

それは保険診療だからです。あなたが払っている医療費は多くても3割だと思います。

残り7割は保険料とか税金が投入されているわけです。ですから研修医に診られても院長に診られても同じ値段になります。それに文句は言えません。

そういう希望があるのでしたがお金持ち専用の全額自費診療の病院に行ってください。

 

 

⑦なぜ医者看護師はタメ口なのか

これは完全に医療者が悪いと思います。ナメられると困るからという意見もありますがタメ口聞いて逆上されることのほうが遥かに多い気がします。

敬語を使うまでは必要ないと思いますが、せめて丁寧語でしょう。