障害児福祉政策の矛盾:可処分所得の逆転

世の中

これ酷いですよね。累進課税でただでさえ多く取られているのにその上低所得者に支援ばかりするので逆転現象が生じます。高所得者世帯はそれなりに努力しているから今の地位があるわけでその努力は無駄ですと言われているようなものです。

これがあるがゆえに一定以上は働かないという医師も多数います。国は医師不足という割には医師が働ける環境を用意していないのです。

他の多くの専門職もそうでしょう。働く量をコントロールできる人はコントロールして補助をうまく受けられるようにしています。これは国にとって損失なのではないでしょうか。

累進課税は百歩譲ってわかります。ですが給付の段階でも累進制度を用いるのは意味がわかりません。その金額も段階的に設定するのでかならずどこかで逆転するところが生じています。

貧富の格差が少ないことはたしかに治安面では良いですが稼げる層にとっては生きにくい社会です。稼げど稼げど多数派の貧困層への援助に回ってしまいます。

国も少数派の高所得者を優遇する気はないでしょう。だってそこのご機嫌をとっても選挙で勝てないから。

これは私の持論ですが低所得者層はなるべくしてそうなっている方がたくさんいます。ケータイ電話に月1万円以上払ったり、クレジットカードは危険だとかで現金派であったり、生命保険に月何万円も払ったりなどなど。これらの家計改善をするだけで数万円の余裕が生まれる家庭は多いです。でもそうはしません。感情論に流されて冷静にデータを分析したりできないからです。

こども家庭庁なんて作りましたがまったく機能はしていないですしだれもこの国を良くしようとは考えていないのでしょうね。自分の身の回りの人たちが良ければOKという政治家しかいないのです。

それなら私達もそうなるしかありません。せめて自分の周りの人たちが幸せになれるように、精一杯頑張るしかないです。