令和の錬金術:死体換金ビジネス8

医療

病院側は、「睡眠導入剤の内服後の歩行時のふらつきは事前に確認されていて、トイレへの歩行時は車椅子での移動をしていれば、転倒を防ぐことができた可能性がある」と過失を認め、男性側に450万円を支払うことで和解が成立することになりました。

なんでこれで支払っちゃうんですかね。意味不明です。これを予防しようとするとこれから眠剤を飲んだ高齢者は全員オムツをつけて貰う必要があります。こんな例ができてしまうと患者家族も喜んで訴訟してくるでしょう。だって判例があるんですから勝てると判断しますし。

死体換金ビジネスでシリーズができてしまうくらい深刻な問題です。もちろん報道されていることはすこしなので実は本当にひどい管理をしていた可能性はあります。でも眠剤飲んだ高齢者は全員看護師が対応するなんて到底不可能なんですが、現場への対策としてどう提言しているんですかね?現場の人間としては「判例がでているので人間の尊厳を無視してでもオムツ排尿、ベッドに縛り付けです」となってしまいます。

今の日本の裁判官はそれを目指しているようですので、まぁ仕方ないですね。適応していくしかありません。