水泳後肺水腫

医療

そんな概念知らなかったです。私も水泳後かなり呼吸困難になることがありこれになっていたのでは!?と思いましたが調べてみるとそんな感じではない様子・・・

Swimming-Induced Pulmonary Edema、SIPE

という英語名まであり日本だけのものではないと。水を飲んでいないのに呼吸困難感がでてきて2日以上症状が続くこともあるとか。しかも女性の喘息患者に多いようです。

発症メカニズムとしては

  • 水中での圧力変化による肺血管の圧力上昇
  • 寒冷刺激による末梢血管収縮
  • 運動による心拍出量の増加

が挙げられます。起こっていることは一時的な肺水腫なので酸素が必要なら投与しながら安静にするしかないわけですね。

予防としてはウォーミングアップと適切な運動強度にすることと、水温調整が挙げられています。

なりやすい人はもう仕方ないということですので水泳やめたほうがいいのかもしれません。

参考文献:

  1. Grünig, H., Nikolaidis, P. T., Moon, R. E., & Knechtle, B. (2017). Diagnosis of Swimming Induced Pulmonary Edema—A Review. Frontiers in Physiology, 8, 652.
  2. Wilmshurst, P. T. (2019). Immersion pulmonary oedema: a cardiological perspective. Diving and Hyperbaric Medicine, 49(1), 30-40.
  3. Moon, R. E., Martina, S. D., Peacher, D. F., & Kraus, W. E. (2016). Swimming-Induced Pulmonary Edema: Pathophysiology and Risk Reduction With Sildenafil. Circulation, 133(10), 988-996.
  4. Bates, M. L., & Farrell, E. T. (2011). Swimming-induced pulmonary edema: A case report. Journal of Emergency Medicine, 41(2), 147-150.
  5. Adir, Y., & Bove, A. A. (2014). Exercise-induced pulmonary edema: physiological aspects of a sporadic phenomenon. News in Physiological Sciences, 19, 115-118.