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医師不足で秋田が崩壊寸前

医療

【切実】がんの手術が2か月待ち?医師不足で外科が崩壊寸前 国民の“命の砦”医療現場が抱える深刻な現状

全国一の高齢化先進県といわれているのが秋田県です。人口88万1992人のうち65歳以上が35万5292人(2025年7月1日現在)と、高齢化率は40.3%で全国トップです。2025年に人口が1万7237人減少しましたが、これは一つの町が消滅する規模の人数です。  そんな中、秋田大学医学部附属病院では、外科が“崩壊寸前”だといいます。秋田大学・有田淳一教授は、「高齢化が進み患者が増える一方、人手不足・“市内一極集中”で手術が追いつかない状況」と話しています。

 手術が追いつかない原因の一つが『外科医不足』です。県内の医療機関で医師の高齢化が進み、外科手術を行える病院が減少しました。そのため、他の病院から秋田大学附属病院を紹介され、手術を受けに来る患者が増加し、待ち時間が一時、長期化したということです。

中略

有田教授によると、すい臓がんなどは非常に進行が早いため早期の手術が必要ですが、秋田大病院では肝臓がんやすい臓がんの手術が一時期2か月待ちだったということです。

また、医師の高齢化以外にも外科医不足に拍車をかけているのが『外科を志す若手がいないこと』だといいます。秋田県のがん診療病院は12施設(市内周辺5施設)ありますが、秋田大学医学部で外科医志望の研修医は2024年=45人中2人・2025年=47人中4人だったということです。有田教授は、「外科は激務で待遇は良くない。やりがいがあるとしても、労働時間が長い・負担が大きい・リスクの高い手術をやっているなどの理由で、選ばれなくなっている」と話していました。

まぁ当然の結果です。なにせ待遇が良くないので若手が寄り付きません。昔の医者は秋田で生まれ育ち秋田大学医学部を卒業し、秋田に住んで一生を終える人も多かったのでしょう。そういう人は昔はインターネットもなかったですし都会の情報を知らずに生きてこれました。しかし今は違います。

入試の次点で秋田大学を受験する人は都会から来ている人も多いです。そういう人は卒業したら都会に帰ってしまいます。都会でも田舎でも待遇に差がないことはみんなわかっています。でしたら都会のほうがいいでしょう。子育てするなら教育環境もいい都会のほうがメリットがあります。

そもそも外科を選ばないし、選んでも人が多い都会でやりたがる人が多いでしょう。秋田で外科が二人しかおらず毎日オンコール・・・なんて環境に飛び込みたいとは誰も思わないはずです

富山大学の外科は集約化を頑張って、良い循環が生まれてきています

当科の働き方改革について、北日本新聞に記事が掲載されました。

このようになれればいいですが、給与は大学病院の給与なのでそんなによくはないでしょう。

都会でも医者あまりと思われる現象は起きてきています。開業はすでにレッドオーシャン。訪問診療も今回の改定でかなり厳しくなります。

市場原理にまかすのであれば医師不足の地域、診療科に行くべきなのですが、なぜかその原理が働かないのがこの業界です。このまま産科小児科もなくなっていき、秋田に住むことはリスクだとなればさらに人口減少が加速します。

それでも住む人はいるでしょう。北海道の僻地なんていまでも医療過疎地ですが住んでいる人はいます。皆それを理解して住んでいます。離島の人もそうでしょう。

日本全体で医療レベルが維持できていたのは平成の時代までの産物です。社会保険料はこれ以上大幅に増えませんし、ジリ貧の中もがいていくしかないのです。

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