おすすめ医学書 骨折治療基本手技アトラス~押さえておきたい10のプロジェクト~

いままで買ったなかで最高の教科書です。

上腕骨のARISTOネイルを作られた最上先生の本ですが全身の骨折についてインプラントの選択から手術の体位、イメージの入れ方、手術記録見本などが詳細にかかれています。

最初にこの本を読みたかった!となるようなとてもいい本です。

とくにインプラントのスクリュー位置が先端から何mmか、どの方向に入るかなどの情報は非常に重要で、あれ?どうだったっけなといったときにこの本を見るとたいてい書いてあります。

 

とくに3年目の先生にはおすすめですが上の先生にも見てもらったところこれ買おう!!といっておられたので誰でも参考になると思います。

 

ちなみにですが上腕骨は私はARISTOではなくsynthesのMULTILOCを使うことが多いです。理由としてはみんなが知っているもので手術をしておかないと引きつぎなどで抜釘するときに支障がでてしまいます。

そういったときにまだメジャーじゃないインプラントを使うのはトラブルのもとと思いますので私はなるべくメジャーなインプラントで手術することを考え、どうしようもないときは特殊なインプラントを使用するようにしています。