令和の錬金術:死体換金ビジネス10

医療

もはやこの流れは加速してきているようにもみえます。

高齢者なんてなにもなくても嘔吐しますし、それを自分で除去もできないんですよ。赤ちゃんみたいなものです。乳児は3人につき保育士が1人つきますが、高齢者は25人を一人でみていることもザラです。その一人がトイレにいきたいと言ったら24人の監視はおろそかになります。実際は50人で2人とかなので49人を一人で見る人がでてくるわけですね。そこでまた誰かがナースコールとか押したら対応しないといけません。その間完全にフリーになる高齢者がたくさんいます。

そこで嘔吐窒息がおこると絶対に対処なんて無理です。予見なんてできるわけありませんですし、予見できるなら24時間365日監視が必要です。それを1ヶ月の利用料が数十万でできるわけありません。

数百万は必要でしょう。でもそれを要求するのが家族。今回も訴訟の段階なので判決ではないですがいままでの前例をみていると500-1000万円くらいの判決になるでしょう。それでも多すぎます。施設はその額を払って維持できるのでしょうか?

ニセコ「みんな山へ稼ぎに」 介護施設、人手足りず閉鎖 - 日本経済新聞
「時給1500円でも人が来ない。みんな山に行ってしまう」。雄大な景観と良質なパウダースノーで世界のスキーヤーに愛される北海道西部のニセコ連峰。高級ホテルとブランドショップに外国人観光客がにぎわう華やか...

ニセコ「みんな山へ稼ぎに」 介護施設、人手足りず閉鎖

利用者からお金を取れないなら従業員の給与は安くせざるを得ません。それでひとがこないなら事業として成り立たないわけですし、だれもやらないでしょう。

ディストピアは近づいてきています。そのうち病院もコネがないと入れない時代になるんじゃないでしょうか。何をされても訴えないので治療をお願いします。と言わないと受診もできない時代に。