家庭でできる外傷、打撲、骨折の手当 RICE処置

外傷にはとにかくRICE!と習います。

 

Rest 安静

Icing 冷却

Compression 圧迫

Elevation 挙上

 

この4つが非常に重要になります。

打撲にしろ骨折にしろ受傷直後からは腫れる可能性があります。

この4つはすべて急性期の炎症をおさえる役割を果たします。

アイシング、安静などはよく知らない方でもやっていると思いますが実は一番重要なのが挙上です。

 

心臓より上に上げる事によって血流がうっ滞するのを防げます。

寝るときに手ならお腹の上にあげたり、足なら足枕を使うのが効果的です。

 

そう、この血流が増えないというのが大事なのです。

受傷した日はお風呂に入らないでと説明するのもこの理由です。温まることにより血流が増加すると腫れたりするからです。腫れると痛みの原因となります。

 

骨折していた場合もまずRICEで腫れを収めてから手術となることが多いです。

血流障害や神経障害がある場合はまってられないのでそのまま手術となります。