高齢者のルート確保のコツ

高齢者の点滴をとるのが難しいのはなぜでしょうか

①皮膚がたるんでいる。弱い

②血管が細くてもろい。

と大きく2つの原因があります。これらを克服するコツを考えます。

大原則については今まで何回か記事にしています。

心臓よりしたに下げるなどですね。

では高齢者で気をつけることを紹介していきます。

皮膚がたるむのを利用する

高齢者は皮膚がたるむので思いっきり引っ張るひとがいますがこれはうまくいきにくいです。

なぜなら皮膚と血管の位置関係がずれてしまいたとえ血管に入ったとしても漏れやすくなってしまうからです。

なので、まず引っ張らずそのまま針を刺して、針を進める 時にやさしく逆の方向にテンションをかける。が正解になります。

血管を浮き上がらせ過ぎない

血管が細いからおもいっきり駆血して怒張させるのは間違いです。

おもいっきり怒張させたところに針を刺すと高齢者の脆い血管ではその瞬間に盛大に漏れてしまい外筒を進めるまでもなく失敗となります。

駆血のコツは心臓より下にして動脈を駆血しない程度、もっとゆるくても構わないので適度に膨らむ程度にすることです。

足の血管が意外と狙い目

足関節内側あたりに結構いい血管があります。こちらも脆いので縛り過ぎないように。

せん妄で引っこ抜く高齢者などは足のほうが引っこ抜かれにくいのでその点でもいいです。

それでもダメなら・・・皮下点滴という最終手段もあります。