医師は何歳まで働ける?

医療

なんとなく予想はしていましたが衝撃的なデータです。医師は外来さえできれば需要は高く、開業医は辞め時を見失って延々と死ぬまで働いている人も多いです。

データとして見たのはこれがわかりやすいですがなんと76歳になってようやく半数が仕事をやめているのですね。だいたいは60代で仕事を終えていきますがこれは勤務医でしょうか。その後も下落傾向ですがなんと86歳でも20%ちかい就業率があります。

正直辞めてほしいです。大概の高齢医師は細心の治療についていけず古い治療を延々と続けます。それは安くていい治療だったりするのでお金がかからなくていいという意見もありますが、がんの治療などで古い治療をされたらたまったもんじゃありません。

そして新しい技術に適応できないのも問題です。そうです電子カルテ。とある古い病院が新築移転したのですが多くの高齢医師がいたため電子カルテを導入できず、紙カルテのままだったのは衝撃でした。案の定若手医師は寄り付かず、このままこの病院は潰れていくのだなぁと感じた次第です。

医師は飽和するとか言われていますが正直こんなに高齢医師がたくさん働かざるを得ない状況で、飽和なんてするのでしょうか?私は懐疑的に見ています。医療の需要なんて無限に増やすことができます。医師しか保険診療できないのですから無限に医療費は増えて医師はずっと不足したまま、なんてことも起こりうるのではないかと思います。歯科医師は飽和していますが、歯科は需要が増やしにくいことが原因と考えています。歯の症状は限られていますが医師の場合、体のことならなんでも相談できますしそれで検査投薬できてしまうからです。

長い間働くことができるのはそうですが、何事も引き際が肝心です。外科医は目が見えなくなったとか手が震えるようになったとかでメスをおきますが、外来診療もいつか終えるべきなのです。自分はそうならないように、しっかり稼ぎ切って50代ではFIREしたいとおもっております。