病院の集約化は不可能

医療

やっぱりそうですよね・・・各々の利害関係がありすぎて、とても統合なんてできそうにありません。

せっかく院長や理事長まで上り詰めたのに、統合でその座を降りることを余儀なくされるなんて絶対嫌なはずです。院長になることを目標にやっていたのにですよ?

前から話していたように、この国は医療をインフラだと言う割には個人の自由を認めすぎなんですよね。保険診療するからには国がすべて管理するべきです。開業場所から規模から診療内容まで管理すればいいのです。みな自ずと空気をよんで競合にならないようにしていますがそれは国が管理すればいいのです。人口が減れば集約化して、増えればさらに病床を増やすと。

まぁそれは理想論です。国がやったらやったで人口減少してもすぐに動けなかったりして対応が遅れます。民間事業者はそんなときの撤退は早いです。ただそれで医療というインフラが瞬時になくなるのもこまりものですが・・・・

地方は撤退戦を強いられています。赤字でも生き残る公立病院ですべてを成り立たせるようになるんじゃないでしょうか。民間事業者はすべて撤退して。

そして公立病院では医局管理の医師たちが臨床せずに論文を書くことに忙しいので黒字になることもありません。さらに赤字が拡大し、給料は減少・・・バイトにいくような病院はほかにありません。これが未来の地方医療の姿ではないでしょうか。

しっかりと臨床していない医師が生き残れる未来はありません。研究は貴族の遊びです。医局の上の先生方は貴族なのですから、真似をしてはいけません